ICM Mustang Mk.III

Summary
Brand
ICM
Catalogue No.
48123
Scale:
1/48
Price:
$16.00
Date
2002.01.26

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 ICMから新金型で発売された48マスタングMk.III、個人的に応援し、期待もしているICM製なので どんなものか楽しみにしていました。
 同社の1/48のラインナップには、今後P-51のB、C、D等のバリエーション、Bf-109F,G,K(!)、Su-37'Berkut'(!) 等が予定されていて、この勢いで行くと2002年中に全て発売されそうで非常に楽しみです。
 前回のSpitFireシリーズがエンジン、翼内機銃などが内蔵の意欲的なキットで、プロポーションも評判が良くかなり期待していましたが、今回のMustangはオーソドックスにエンジンレスで特別なオマケ的要素はありません。
 全体的にタミヤのキットの匂いがプンプンします。
パーツの配置こそ違えど分割・モールド共にまんまタミヤです。
これではコピーと言われても反論できないのでは?と思われるほどです。って言うかコピーだろこれ・・・?
 モールド自体はタミヤには多少劣るものの綺麗な凹スジで部分的に凸リベット、○リベットが打たれています。
 パーツの状態で見せられたらタミヤと見分けがつく人はなかなか居ないのでは無いでしょうか?
 主翼下面の比較です。全くそっくりですね・・・
リベット等、多少ICMの方がディテールが増えています。
成形の技術も同社初期の製品に比べると随分進歩したようです。さすがにヒケが所々に見られ、シャープさでもタミヤには見劣りしますが、勘合性や組み立てやすさでは特に問題とはならなそうな印象を受けます。
 パイロットフィギュアがついていますが、これが結構良い出来です。顔の形なんかタミヤより良いかも。ベルトや皴のモールドも全然見劣りしません。

 主脚収容部とコクピットフロアのパーツです。
結構頑張ったモールドです。

 ICMのキットから受ける、精一杯背伸びしてるようね、限界を超えたい!って印象は大好きなんですけどね・・・

 デカールはつや消しで、色味は落ち着いていて私の好みですが貼れるかどうかと聞かれると、見たところ糊が弱そうでシルバリングが怖そうです。
実際に貼ってみていないので何とも言えませんが・・・
 イタレリとかエッシーのキットに入っているデカールを想像していただければ良いかと思います。
 実際に貼ったことのある方は是非使用感をお知らせください。
 クリアパーツも頑張ってはいますが、よ〜く見ると金型の歪み・小キズがあります。
 アキュレイトのキットみたいに計器盤がクリアパーツになっていますが、裏から貼るデカールが無いので余り意味がありません。
 針や目盛りのモールドは無いのでドライブラシのしがいもありません。
仮組みをしていないのでプロポーヨン的なことは分かりませんが、寸法的にもタミヤと同じに見えるので、外形的な問題点もタミヤと同じと思って良いでしょう。
 このキット・・・存在価値としては、変わったバリエーションが出そうな事くらいしか無いかも。素直にタミヤを作りましょう。正直言ってちょっと期待外れなキットでした。