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 ドイコンで行きづまり、ちょいと息抜きで楽しいもんでも作ろうかな?と思い手を付けたハセガワのミッドナイトファルコンです。
このシリーズ、いつのまにかF-18やらB-747やら、いろいろ発売され、知らないうちに絶版となっているようです。 今回、某BBSのツテで探していただき無事に入手できました。 個人的にはこのシリーズ中でもF-16とファントム、SR-71は傑作だと思います。 セイバーもいいな。
 実機のフォルムで、デフォルメに向き不向きって有りますが、実機の人気があるからってフォッケや零戦までたまごにしちゃってどーすんの?ハセガワさん(笑)
 改めて良く見るとボックスアートは小池氏でした。知らなかった。
 結構凝ったベースやコミカルなフィギュアもつきますが、これは今回要らないので、ジャンク箱行き。<コラコラ!
 これ、素材としてベース無しで安価に販売したらもっと売れるかもしれませんね。 ベース付きで作る人ってあまりいなそうだし・・・悪く無い出来なんですけどねぇ〜。
 胴体上下を接着したらほぼ出来上がりの様相です。初めは塗装(マーキング)で凝るつもりでしたが、眺めていたちょっと手を入れたい所が出てきて、止まらなくなりました。
 取りあえず面積が30%増しになった水平尾翼を切り飛ばし、間にプラ板を挟んで大型化・・・てのはスケールモデルのハナシ(笑)

 今回は後端をカッターで落とし、少し後ろにずらして接着し直すだけです。

 う〜ん、いい感じで乗ってきたぞ〜(笑)

 ノズルフェチの私としては、いい加減なノズルのパーツを見て萎えました。 なんかセンターずれてるし・・・ 排気タービン?のパーツをハセの1/72F-16からもぎ取ってきます。ホントは気が進みませんがしょうがない・・・でも脚やコクピットまで他からもぎ取るようなことはしませんよ。
 で、たまごのノズルくりぬいて72のパーツはめたら思った通りピッタリはまりました。こうなると奥行きがもうちょっと欲しいところです。(笑) 酒も入ってる事ですし、勢いづいて内側・外側にディテールを追加する事にしました。後のことを考えていては何も進まないので、勢いは大切です。場合によっては・・・ですが。
 手持ちの資料をざっとあさっても、ノズルの内側がクリアに写ってる写真がありませんでした。某掲示板でSOSした所、ねこすけさんのサイトを教えていただき、F-15Jのクローズアップ画像を参考にさせて頂きました(アイリス板は無い画像ですが)。感謝です。

 な〜んかギザギザのパーツがいるな〜と考え、プラ板に細かいピッチでスジボリを施しました、・・・が線の間隔が不揃いになり、あえなく玉砕・・・(笑)

 そこで、酔いがさめないうちに何とかせねばと思い、ミリタリーな人たちにとっては朝飯前の、ツイメリートコーティング?技法の登場です。

 プラ板にポリパテ(ワークモリモリ)を盛って、エッチングノコで一気にしごきます。もちろん線がヨタりますが、ピッチが不揃いになるよりはマシってコトで採用決定!でした。

 固まったら早速1.2mm幅に切り出し(寸法的な根拠無し)、多少曲げクセをつけ、さらに4mmの長さに12本カットしたものを、ノズルの先端に一枚づつ貼っていきます。

 細かい作業をしているとついつい酔いがさめそうになるので、適当にアルコールを補充しながら作業を進めます。かといって酔いがまわりすぎても良くないので加減が難しいところです。

 必要なのは適度な緊張感&リラックスです。<むずかしい。

 ノズル内側にも、今度は横目使いで4mm幅のキザ板を貼るので、幅がなるべく揃うように切り出します。本物はこの20倍くらい複雑な機構になっていますが、たまごだから許しちゃう!(笑)と言うことで・・・

 奥行きを増すために、ノズルの内側に極薄のプラ板を一周させ、切り出したギザ板を貼っていきます。

 多少はみ出して貼り、後でまとめてペーパーがけしてツラを揃えるようにしました。画像は成形前の状態です。

 このままでは強度的に不安があるので、ちょうど良い太さのペン軸にはめ、延長部の外側にもう一枚プラ板を貼り増しします。

 アイリス板はエッチングかアルミ缶を利用する事にし、先端を少し浮かせるために、スペーサーとして伸ばしランナーを巻き付けました。

その2へ続く