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 今回のメインイベント、塗装開始・・・
黒一色でなく、光の当たり方によって微妙なムラやトーンの違いが見えるような感じにしたいと思いました。
ベースにラッカーのカウリング色を全体に吹き、パネルライン等に沿ってタイヤブラックでアクセント(色ムラ)を吹いていきます。
0.3mmのブラシじゃスケール的にちょっと厳しいですね。

0.2mm口径のエアブラシ、買ったほうが良いかな?
引き金式しか使った事が無いのですが0.2mmで引き金式のは見たことが無く、躊躇してしまいます。

 その後薄めたクリアイエロー、クリアレッド、クリアブルー各色を適当に吹いていきます。
最初のタイヤブラックではあくまでモノトーンでの模様つけの意味で、このクリアの重ね吹きする事で、楽に全体の微妙な色味の変化を出そうというのが狙いです。
透明色の3原色を重ねるので、無数の色彩が重なりあった複雑なトーンの塗装面が得られます。 白黒写真の黒が、カラー写真の黒になる様なイメージでしょうか?
 全体のツヤを整えてトーンの調子を確認する為、一度半ツヤクリアを吹きます。
ツヤ消しに近い塗装面にクリアを1層かけると全体に色が沈み、ムラに吹いたアクセントカラーが際立って来ますので、あまりオーバーな部分はベースカラーを軽く吹いて馴染ませます。
 この角度だとほぼ均一に塗れている様に見えます。
 光線が45°位の角度で当たるとこの様にムラに吹いた模様が見えます。
ちょっとクリアの各色が激しすぎ、模様も大ざっぱ過ぎた感がありますが、効果としては狙い通りなので、いずれもっと大きいスケールで試してみたいと思います。
 クリア塗料はシンナーでだいぶ希釈しましたが、薄めすぎるとエアを絞っても吹き流れてしまうので、微妙なカラークリアを吹くときは一旦クリア塗料を無色のクリアで薄め、その後シンナーで希釈すると良いかもしれません。塗料の濃度は薄めず、色味だけ薄めると言う意味です。

 白をマスキングしてグランプリホワイトで塗り、デカールを貼れば完成・・・
模型誌で絶賛されてる最近のレベルのデカールは、初体験でしたが絶品です。
色透けは無論、フィルムの薄さもフィット性も抜群で言うこと無し。
国籍マーク意外はニス部分を切り離しましたが、赤星こそニス切りすべきでしたね(笑)
ツヤ消しの表面なので乾くとほとんど塗装と見分けがつかなくなります。
半ツヤのクリアコートにも侵されず、 これなら大嫌いなデカール貼りも楽しめそう・・・
 ただデカールの原色の色味がきつかったのでデカール部分だけスモーククリアを塗って彩度を落としました。

 全ツヤ仕上げの時はツヤ消しの表面がどう影響するか興味の有るところです。

 前脚のチャームポイント、クリスタルを埋め込んだ着陸灯。
ややオーバースケールですがその方が良いでしょ?
10個位入っ120円だかで買ったものです。対費用効果抜群!
 ノズルは何故か右側のみシルバーのリング状に見えるので塗り分け。あまり目立たなかったので一度塗り直したらちょい太めになってしまいました。
どんな理由だろうか?
 各所ステンシル?は箱絵を参考に手描き・・・ってか点を描いただけですけど(笑)
エナメル塗料で、失敗したら拭き取りながらチマチマと・・・
一応精密感は出たように思います。
 主脚は素組+メタルック。色も適当。
脚扉の角度が分からなかったので適当に固定。
これだと主脚が胴体に収まらなそうですが、出し入れ時には一枚前のパネルも開くのだろうか?
 IRSTの先端は切り飛ばしてクリア化。WAVEのクリアアイズの小っちゃいやつです。
機首のピトー管は右側しか無い様に見えたので片方しか作りませんでした。
合ってるかな?
 

ベース製作編へ続く